ことり、ことり
遠い日に抜き取られた私の心臓へ
幼いまま在り処を失った結末は
今も夢を見ているか
脈打つ緩やかな希望に似た血潮は
喜びに満ちたまま巡り続けているか
ことり、ことり
傷一つ負わないまま抉られた私の心臓へ