いつも自然と目に入る背中はやや曲がっている
だらしない、もっと背筋を伸ばせ
心の中で呟く
教室は相変わらず騒がしい
なんて面倒なことになっているのだろう
どこに行っても頼りない後ろ姿を探している
一体なんだというんだ
知るものか、知ってやるものか
もっとしっかり喋れ、いらいらする
いらいらする、本当に
そっけない会話だ
ああ、短い会話だ
そして去っていく猫背の背中
石でもなげてやろうか、ああ、もう
どうしてあたしがこんなに、こんなにいらいらしなくちゃならないんだ


大好きだ、ばか
いっそ気づけよ